デジタル採点システム, 価格, 教育

デジタル採点システムを使った作業の流れ

旧来のデジタル採点システムでは、作業に使うために専用の紙で答案用紙を作る必要がありました。しかし現在のほとんどの製品が、通常の上質紙で作成された答案用紙でも問題なく使用できます。そのため導入にあたって特別に準備する必要はなく、これまで通りの答案用紙を用いて普通に試験を行ってください。試験が終了して用紙を回収したら、パソコンに画像データとして取り込むためにスキャンを行います。

用紙と同じくスキャンに関しても、複合機や家庭用プリンターに対応しているデジタル採点システムがほとんどであるためそういった点でも心配はいりません。人数が多いのであれば、10~20枚をいっぺんにスキャンできる複合機を準備しておく方が便利です。パソコンに取り込んで、デジタル採点システムを起動したらその時点で答案が読み込まれています。設定を詰めておくことで、答案ごとではなく設問ごとに自動的に並び変わるという風にもできます。

ここからはひたすら採点作業を行っていくだけで、作業が完了したら自動的に得点の計算も終わるという優れ物です。ソフトによってはタッチペン・パネルなど携行端末に対応しているものもあるため、このあたりも用途に応じて条件に見合った製品を選ぶと良いでしょう。採点作業が終わって得点の集計も完了したら、試験結果の出力です。生徒へと返却する分はもちろん、会議に使うための表・グラフなどの資料や授業内容の見直しに使える正誤表などさまざまな出力方式に対応しているため、必要に応じたデータを出力しましょう。

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